教員
- 手島康介
理学研究院 教授: 集団遺伝学・集団ゲノム学
- 早川敏之
基幹教育院 准教授: 人類進化・進化医学
大学院生
- 田中智崇 システム生命科学府 5年一貫生博士課程
「自然選択検出の限界の解明」自然選択の検出は進化研究の中心的トピックの一つです。このときに用いる適応検出法の検出力について、シミュレーションを用いて調べています。研究内容の一部がTanaka et al., G3, 2023に掲載されました。
- 有村寛太 システム生命科学府 5年一貫生博士課程
- 森谷悠香 システム生命科学府 5年一貫生博士課程
「ヒトの精神形質の進化」現生人類と旧人は何が異なるのでしょうか。人の精神形質に注目し、その進化的変化、そしてその変化の原因となった背景を研究しています。
- 武田七緒 システム生命科学府 5年一貫生博士課程
「アナウサギの生息域の拡大と適応」ウサギはさまざまな文学にも登場します。肉・毛皮・愛玩と多岐にわたって人間との関わりの深い動物です。それにもかかわらず、遺伝的にはその歴史はあまり研究されていません。アナウサギの集団史を推定し、進化過程を明らかにします。
学部生
- 奥大河 理学部生物学科
「ゲノム情報を利用した表現型評価法に関する研究」筋力などの身体的能力はどのようにきまるのでしょうか。まずは遺伝要因に注目し、遺伝型から表現型を予測する方法の検討、開発を進めています。
- 大藤心旅 理学部生物学科
「アオウミガメの集団構造」海洋生態系を構成する主要な種群であるウミガメの研究をしています。海洋という、直接観察することの難しい環境における生物の歴史と生態を、遺伝的解析を通して明らかにします。
- 濱元祥子 理学部生物学科
「疾患関連遺伝子に働く選択の力」疾患は、できれば避けたい存在です。他方でこれら疾患を引き起こす変異も存在しています。これらの疾患関連変異にはどのような進化的メカニズムが機能しているのでしょうか。様々な疾患関連遺伝子について、進化的解析を進めています。
- 宋心怡 理学部生物学科
「ゲノム多様性の可視化と進化メカニズム」遺伝的多様性には、適応や集団の歴史についての痕跡が残されています。これまでにも様々な統計量が使われてきましたが、その理解は用意ではありません。そのため、変異パターンを可視化して直感的理解を促す方法の開発を進めています。
これまでに在籍していたメンバー
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