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アウトリーチ活動 本領域では、班員による出張講義、模擬講義や公開講座など、様々なアウトリーチ活動を行っています。ここでは最近行われた活動をご紹介します。
2013.8.20 文京区教育センター「科学教室」(東京大学 寺島一郎)
2013.8.7〜8 東京大学 高校生のためのオープンキャンパス(東京大学 寺島一郎)
2013.7.20 横浜雙葉高校生徒の研究室見学(東京大学 寺島一郎)
2012.12.15 茨城県高等学校文化連盟 自然科学部 冬季合宿(東京大学 寺島一郎)
2012.10.23 佐藤栄学園・花咲徳栄高等学校(埼玉大学 西田生郎・段中瑞[D1]) 10月13日に佐藤栄学園・花咲徳栄高等学校二年生の生徒25名が埼玉大学を訪問し、体験実習に参加しました。分子生物学の基本的な実験技術を学んだ後、新学術領域研究で取り組んでいる「高CO2環境下での作物の生産力強化」について紹介しました。写真は、この研究テーマに取り組んでいる大学院生の段中瑞君が、高CO2環境の原因と課題について、ユニークなイラストを交えながら解説しているところです。
2012.8.10 新潟大学オープンキャンパス (新潟大学 三ツ井敏明) 8月10日に新潟大学の五十嵐キャンパスで行われたオープンキャンパスで模擬講義を行いました。「暑さに強い稲の開発」と題して、猛暑による米の品質低下のメカニズム、CO2濃度上昇による高温障害の助長効果、加えて高温・高CO2耐性稲の開発の現状などについて話をしました。講義終了後、「なぜ高CO2濃度によって稲体温があがるのか不思議でした」などの感想が寄せられました。
2012.8.6 日本植物生理学会と東北大学次世代型「科学者の卵養成講座」共催 高校生シンポジウム(東京大学 寺島一郎) 日本植物生理学会の東北支援事業と東北大学の次世代型「科学者の卵養成講座」の共催で、東北大学の川内キャンパスで行われた高校生向けのシンポジウムで、名古屋大学の芦苅 基行さん「 スーパーライスの開発 --植物の基礎研究を応用して世界の食糧危機を救う--」、東北大学の渡辺正夫さん「植物も自他識別できる?! --花粉と雄しべのコミュニケーション--」とともに、寺島 が「光合成工場としての葉 --葉はなぜ緑色なのだろうか?--」というタイトルで講義を行いました。もちろん高CO2問題にも言及しました。参加した高校生は約150名でした。
2012.7.24 沖縄県立球陽高校(九州大学 楠見健介) 7月24日に、沖縄県立球陽高校にて、九州大学と、理学部生物学科の紹介に加えて、具体的な研究の説明として「植物の環境応答」という出前授業を行いました。授業を行ったのは希望する1年生から3年生までの約40人と、担当の先生方です。CO2を中心とした環境変化に対する植物の応答システムの説明と、それらに対する研究アプローチ、また研究者コミュニティーとしての当領域の紹介を行いました。
2012.6.14 愛知工業大学名電高等学校 (中部大学 愛知真木子) 6月14日に、イチロー選手の母校愛知工業大学名電高等学校でキャリア教育の一環として模擬講義を行いました。「東海丘陵湧水湿地に自生する食虫植物トウカイコモウセンゴケの保全に向けた生態学と分子生物学融合による取り組み」と題して、二酸化炭素濃度およびNO2濃度の上昇に伴う植物の応答の話をしました。「CO2濃度が上昇していることは知っていたけど、夏と冬でCO2濃度が違うことにびっくりしました。」「植物もCO2濃度の影響を受けるのかと驚きました。」等の感想が寄せられました。
2012.5.25 宮城県立仙台第三高等学校 (東北大学 彦坂幸毅) 5月25日に宮城県立仙台第三高等学校にて進学説明会を行い、東北大学理学部と理学部生物学科の紹介に加え、研究内容ということで「地球環境変化と植物」と題し、地球環境変化の様子、植物の高CO2応答研究の現状、高CO2環境での植物の進化について講演を行いました。写真は講演終了後に感想を書いていただいているところです。
2012.3.24 秋田県立横手高等学校 (東京大学 野口 航) まだ寒い春先の3月24日に秋田県立横手高等学校の高校1年生11名が研究室見学に来てくれました。当大学の理学部や生物学科の紹介をした後、新学術領域研究で行っている植物の高CO2応答の研究について説明しました。また、植物の葉で光合成反応が行われているときに、葉の中でCO2がどのように移動して吸収されるかについて説明し、研究室で行っているCO2ガス交換測定の見学をしてもらいました。当研究室の大学院生の溝上祐介君からのCO2ガス交換装置の説明には、高校生からも熱心な質問がありました。
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