屋外実験施設

九州大学理学部は平成27年の夏期に福岡市西区の新キャンパス(伊都地区)に移転しました。また屋外実験施設は、平成29年3月に竣工し、稼働を始めています。九州大学農学部は平成30年に移転予定ですが、カイコ研究部門では餌となるクワの圃場の整備が始まっています。

このように屋外で飼育・栽培する生物種を多く含む当センターでは、この移転事業、特に屋外圃場の整備をセンターの最も重要な活動の一つと位置づけ、円滑で切れ目のない施設や生物材料の移転、研究活動の推進をすべく活動を行っています。

 

高精度環境シミュレーター
温度、湿度、CO2濃度、日長を厳密にコントロールできる組換え植物対応のシミュレーターです。

温室
自動開閉、電照装置等を備えた冬期の栽培スペースです。

 

組換え温室
組換え植物に対応した閉鎖温室です。

閉鎖栽培場
夏期栽培に用いる施設で、昆虫による交雑や食害を防ぐことができます。

日長調節栽培場
短日性植物を夏期でも小型に育成することで大量に表現型のスクリーニングを行う、熱帯起源の系統の開花促進等を行うことができます。

 

種子保存庫・実験スペース
4℃ 湿度20%で種子の長期保存を行う設備および実験スペースを備えています。

 

 

理学部附属屋外実験施設の全景

 

画像をクリックすると大きな画像が開きます
ページのトップへ戻る