屋久島研究ネットワーク


開設の趣旨といきさつ

屋久島は、多くの生態学研究者にフィールドとして利用されてきた。しかし、屋久島で研究する生態学者どうしの連携は、はっきり言って弱かった。さらに、研究者と島民の方々の連携も弱かった。屋久島でのプロジェクトを25年ぶりに開始するにあたって、研究者どうし、および研究者と島民をつなぐ、ネットワークづくりをしたいと考えた。プロジェクト開始から8ヶ月経った時点で、11月27日に開催された大台ケ原エクスカーションで、屋久島で研究している大学院生の寺川眞理さんらと知り合い、ウェブ上でのネットワークづくりを公約してしまった。そこで、まずページを開設し、順次充実させていくことにした。

更新履歴

プロジェクト

植物分布調査チーム(矢原調査隊)

屋久島の方々

植物研究者

動物研究者

その他の研究者

大学院生

私がよく知らないプロジェクト

2005年新年に、インターネットで検索して発見したサイト。私は、かなりの屋久島通のつもりだったが、以下のプロジェクトについてはまったく知らない。ご存知の方があれば、情報をください。

  • 屋久島の環境と未来
  •  : 筑波大学生命環境科学研究科の安仁屋政武さんを世話人とするプロジェクトらしい。12名のメンバーのうち、藤井宏一さんと鞠子茂さんは知っているが、屋久島に関わったことがあるとは知らなかった。機会を見て、聞いてみよう。他の10名は知らない。
  • 絶滅危惧種ヤクシマサルスベリの保全に関する研究
  •  :宮崎大学農学部の伊藤哲さんによるプロジェクト。平成14年まで、科研費のサポートがあったが、今は途絶えているようだ。
  • 循環型社会システムの屋久島モデルの構築 : 鹿児島大学地域共同研究センターの鈴木基之さんを研究代表者とするプロジェクトで、文部省の大型予算である科学技術振興調整費によって平成13-15年度に実施された。ウェブサイトに、メンバーと年度ごとの研究計画が掲載されている。科学技術振興調整費のウェブサイトで「屋久島」をキーワードに検索したら、20件の報告書(pdfファイル)がヒットした。いくつか開いてみたが、いわゆる「報告書」である。文部省の大型予算で地域研究をしたのだから、地域の住民が手軽に参照できるように、研究成果をウェブ上で分かりやすく説明してほしいと思う。とくに、民間に委託して作成した空間データの相互利用システムは、ぜひ公開してほしい。国民の税金で作成された「屋久島ベースマップ」や「屋久島モデル情報公開システム」を、屋久島に関心がある国民が利用できるようにしてほしい。

行政機関

関連サイト


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