数理生物学研究室です。地球環境ゲノム科学ユニットも兼任しています。

    私達は生物現象の中でもタイミングの問題に興味を持ち研究を進めています。 季節の変化に対して生物はどのように応答するのか、年中暖かい熱帯雨林で一斉開花が生じる仕組み、季節応答を作り出す概日時計の役割、人間や動物の意思決定のタイミングなどを、野外実験・分子生物学的実験、そして数理的手法を合わせた統合的アプローチによって研究しています。

    興味をお持ちの学生・研究者の方々はお気軽にご連絡ください。

News


  • 2023年12月 論文発表まとめ
    今年は実りの多い年でした。体細胞突然変異の分析による変異蓄積パターンの解明、比較分子フェノロジーの研究、温暖化による開花機会の喪失、突然変異体の分析からデンプン代謝と概日時計の関係を明らかにする研究などが2023年に発表されました。

  • 2023年12月 シンポジウム
    植物科学シンポジウムにて話題提供をさせていただきました。『植物気候フィードバック:BVOCによる気候調節』

  • 2023年10月 学会
    Taiwan-Japan Plant Biology 2023にて話題提供をさせていただきました。『Forest ecosystem responses to seaonal environmental change』

  • 2023年8月 研究会
    統計数理研究所で開催された研究会で話題提供をさせていただきました。『大規模同調開花は将来どうなるか?長期データを用いた将来予測』

  • 2023年7月 セミナー
    基礎生物学研究所でセミナーをさせていただきました。『進化の原動力である突然変異は野外でいかに生じるか? 長寿命樹木のゲノム多様性分析』

  • 2023年6月 シンポジウム
    オーストリアウィーンで開催されるシンポジウム『Seeding the future』によんでいただきました。

  • 2023年5月 遠足
    研究室のみなさんと井原山に遠足にでかけました。

  • 2023年5月 公開シンポジウム
    日本学術会議公開シンポジウム地球上の環境変動と生物リズムにて発表させていただきました。
      
  • 2023年4月
    学術変革領域研究(A)植物気候フィードバックがスタートしました。これから5年間精一杯がんばります。

  • 2023年3月 卒業式
    修士号(5名)、学士号(5名)を授与された方々、おめでとうございます。またポスドクの方々(2名)、ご就職おめでとうございます。

  • 2023年3月 生態学会 2023
    熱帯樹木に蓄積された体細胞突然変異について話題提供させていただきました。

  • 2022年12月 論文発表まとめ
    エピジェネティック遺伝子コピー数と植物寿命の関係、種子の化学的防御と物理的防御のトレードオフ、サンゴの一斉抱卵と月相の関係、ブナ科の繁殖フェノロジーを中国・タイランド・マレシアで比較した研究などの論文が2022年は発表されました。

  • 2022年9月 植物学会 2022
    植物気候フィードバックシンポジウムと異分野融合シンポジウムそれぞれで話題提供をさせていただきました。

  • 2022年9月 旅立ち
    本研究室で学位を取得されたお二人がそれぞれ旅立っていかれました。今後のご活躍を応援しています。

  • 2022年8月 INTECOL 2022
    スイス・ジュネーブで開催される国際会議INTECOLに参加し、基調講演をさせていただきました。

  • 2022年6月 PHENOLOGY 2022
    フランス・アビニオンで開催される国際会議 Phenology at the crossroadsに呼んでいただきました。Molecular phenology in treesというタイトルで発表をしました。

  • 2022年5月 集中講義
    名古屋大学生命理学専攻の大学院生を対象にした集中講義を行いました。

  • 2022年4月 論文発表
    一斉開花と温暖化の関係を予測した研究成果がCommunications Biologyに掲載されました。

  • 2022年3月 卒業式
    博士号を授与された方(2名)、修士号(2名)、学士号(4名)を授与された方々、おめでとうございます。

  • 2022年3月 生態学会
    生態学会福岡大会の実行委員長として頑張っております。